豆の上で眠る
「豆の上で眠る」
湊かなえ
幼い頃に誘拐された姉が2年後に無事戻ったが、妹は姉が本人なのか違和感・・。
ってなお話し
アンデルセン童話「えんどうまめの上にねたおひめさま」をモチーフに、微かな違和感をミステリーにした内容。
ネタバレになるからここには書かないけど、話としてはよくあるパターンのヤツ。
が、ラストの締めくくり方の煮え切らない感じが、なんとも湊かなえらしい
最後まで読んでもスッキリしません
まぁ、これが湊かなえの面白さなんだけどね。
これを安易にドラマ化されて、「原作にはないエンディング」とかやられちゃうと、一気に面白さ半減だよなー。
最近だと「リバース」がそーでしたねー
なかなかのミステリーで、事件の顛末としては納得なんだけど、主人公目線になると、「だから何やねーん!」って感じになっちゃうんだよね。
読み終わっても、「あぁ、面白かった!」って素直に言えないとこが湊かなえ作品らしいです
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コメント
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ラブラ2
なう
投稿: グー | 2017年9月16日 (土) 11時05分