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2017年9月15日 (金)

三度目の殺人

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おすぎ的シネマレビュー

No.17021

 「三度目の殺人」

★★★★★★★☆☆☆
(10点満点中7点)


 深い


素直に面白いとは言えない作品ですが、奥深いねー


まず最初に思ったのは、「容疑者Xの献身」に似てるなぁーってこと。

福山主演ってのもそう思わせる要因のひとつだけど、相手役者が完全に福山を喰ってるのも同じだね
(容疑者:堤真一/三度目:役所広司)

どちらも容疑者の思惑に翻弄される内容だけど、「三度目の殺人」はラストに至ってもモヤモヤ感しか残らないのがねー

真実を明らかにすることよりも、「人を裁く」って意味を考えさせられる内容です。


タイトルは【三度目の殺人】だけど、物語は「二度目の殺人」が舞台。

この「三度目の殺人」が誰の殺人を意味するのかを考えると面白いんだけど、なかなか意味深で興味深いです


しかし、これだけの役者が揃うと、福山の演技はちょっと浮くと言うか・・何と言うか

キムタクが誰を演じても「キムタク」の様に、福山も「福山」な感じだなー

でも、これを福山以外の演技派な役者が演じてたら、もっと重くなって見てられない内容だったかも

そーゆー意味ではハマってる感じだけどね


広瀬すずは贔屓目じゃなく演技上手いと思うんですよ

斉藤由貴が旬過ぎてリアルに引いたのはココだけの話


役所広司はこれで日本アカデミー賞助演男優賞確定でしょう


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映画研究部」カテゴリの記事

コメント

今日は久々に南魚沼コースなんで、遅めのランチなう

今日も今日とてリアル金曜ロードショー

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