夜の国のクーパー
「夜の国のクーパー」
伊坂幸太郎
猫が語る、とある国の戦争のお話。
ちょっと童話チックで、読み始めはこの後の展開がまったく読めず面白いのかさえも不安になる作品
後半はわりと面白く読めたが、それでも全体として面白いかと問われると「?」と言いたくなるな
かなり哲学的な方向に寄ってるかと
面白ければサクサクっと読めるんだが、読み終えるまで結構時間かかったな。
ほぼ猫目線での物語でファンタジーではあるが、ワクワク感みたいなのはないかなぁ。
これを読んで「面白い!」って言える人は、いろんな意味で上級者なんだと思う
最近の伊坂作品は、ちょっと小難しい方向へ偏ってるんで、「ゴールデンスランバー」っぽい直球なミステリー作品が読みたいねー
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コメント
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いざ、牛に引かれて善光寺参り
投稿: グー | 2015年4月25日 (土) 05時49分
私にとって伊坂さんの中ではつまらんベスト3の一つ。ってことで下級者だな。
投稿: いさお | 2015年4月25日 (土) 07時25分
いさおさん>
ワースト3ですか
確かにそんな感じです
これを面白いって言える人はスゴいと思いますよ
投稿: グー | 2015年4月25日 (土) 23時21分
最近の伊坂作品はちょっと変化球気味ですよね?
「ゴールデン・・・」以降は「ガソリン生活」くらいかな・・・
投稿: Rock | 2015年4月26日 (日) 21時59分
Rock君>
確かにねー
「SOSの猿」とか、まったくもって理解不能でした
投稿: グー | 2015年4月26日 (日) 22時17分